虹の家臨時休館期間の取り組みを契機として創設したこのコーナーは、今後名称も新たに、年間を通して
舞岡ふるさと村・舞岡ふるさとの森で見られる昆虫を、写真で紹介していきます。
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コオニヤンマ 羽化殻(サナエトンボ科) 羽化殻の全長 約40ミリメ−トル 水路の植物にしがみつく抜け殻。 大きな枯葉が引っかかっているかと思ったほど、 幅広で扁平。 羽化した成虫はとっくに飛び去った後で、 残念ながら見られず。 撮影:6月26日 |
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ヒメギス オス(キリギリス科) 体長 17〜36ミリメ−トル 田んぼや水路の周辺にいる。 6月頃からシュリリリ・・と鳴く声をよく聞くが、 7月になってヤブキリのやや強い鳴き声や セミの大合唱が始まると、ヒメギスの控えめな 鳴き声は耳に入らなくなってくる。 撮影:6月30日 |
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ヒメウラナミジャノメ(タテハチョウ科) 開張 30〜40ミリメ−トル 小型のジャノメチョウ。 翅の裏側に細かい波模様があって特徴的だが、 この日は翅を開いたままで、 裏側を撮らせてもらえなかった。 撮影:6月30日 |
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アオメアブ(ムシヒキアブ科) 体長 20〜29ミリメ−トル 朝の田んぼで一休み。 名前の通り、見る方向によって複眼が緑色に見える。 他の虫に飛びかかって捕まえるので、 脚は太くて頑丈そうだ。 撮影:7月28日 |
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コウゾハマキモドキ(ハマキモドキガ科) 開張 11〜16ミリメ−トル 小さくて地味な蛾。 翅を少し立てるように持ち上げ、 逆に頭は低く下げるような姿勢で止まっている。 幼虫はヒメコウゾなどの葉を食べる。 撮影:7月28日 |
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コジャノメ(タテハチョウ科) 開張 40〜50ミリメ−トル 林縁の日陰から飛び出してきた。 目玉模様がとてもはっきりしていて、 羽化したばかりの夏型のようだ。 撮影:7月30日 |
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ナツアカネ オス(トンボ科) 全長 33〜43ミリメ−トル オスは成熟すると体が赤くなるが、 この時期はまだ未成熟でオレンジ色。 数年前までは舞岡でも普通に見る種類だったが、 去年の夏はまったく見かけなかった。 今年は少しだが戻ってきてくれた。 撮影:7月30日 |
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シオカラトンボ メス(トンボ科) 全長 47〜61ミリメ−トル メスの体は黄色い部分が多く、「ムギワラトンボ」 とも呼ばれる。 田植えのころには成虫が現れる。 撮影:7月30日 |
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オオシオカラトンボ(トンボ科) 全長 49〜61ミリメ−トル 体は青灰色で、複眼と翅の付け根は黒い。 6月には田んぼや水路で姿を見るが、 たくさん飛び回った翅は、8月ともなると かなり痛んでいて、クモの糸も絡まっている。 撮影:8月1日 |
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シオカラトンボ オス(トンボ科) 全長 47〜61ミリメ−トル 未成熟のオスはメスによく似た色合いだが、 成熟すると体が青白色になって オオシオカラトンボのオスに似てくる。 オオシオカラとの違いは、複眼が青いことと 翅の付け根が黒くならないこと。 撮影:8月6日 |
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クマゼミ オス(セミ科) 全長 60〜70ミリメ−トル 地面をゆっくりと歩いていた。 触っても逃げず、鳴きもしない、弱ったオスだった。 元気な成虫は木の高いところに止まるので、 近接撮影はほぼ不可能だが、今回どうにか横浜生まれの 生きたクマゼミを接写できた。 個体数が多い関西では、低いところにたくさん 止まっていて手づかみできるが、 そこまで普通の虫になってもらいたくはない。 撮影:8月6日 |
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