虹の家臨時休館期間の取り組みを契機として創設したこのコーナーは、今後名称も新たに、年間を通して
舞岡ふるさと村・舞岡ふるさとの森で見られる昆虫を、写真で紹介していきます。
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ワタヘリクロノメイガ(ツトガ科) 開張 21〜27ミリメ−トル 寒い時期に咲くツバキやヤツデの花は、 冬の虫の貴重なエサ場になっている。 11月下旬の夜、カンツバキの花には 小型の蛾が蜜を吸いに来ていた。 暗くて寒い夜でも、そっと光を当てると、 とても冬とは思えない鮮やかな世界を 見ることができる。 |
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カバエダシャク(シャクガ科) 開張 35〜47ミリメ−トル 晩秋から初冬に成虫が現れる、 シャクガの仲間。 翅を閉じると左右の翅の帯が横一文字に つながる。舞岡駅前の植え込みの ツツジに止まっていたが、少し 離れて見た姿は枯葉に見えた。 |
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エサキコミズムシ(ミズムシ科) 体長 4.5〜6ミリメ−トル 「ミズムシ」といっても、人間に寄生する 「水虫」ではなく、水の中に住む カメムシの仲間。オールのような形の後脚で、 水中をスイスイ泳ぐ。翅の下に空気を ためて潜るので、何かにつかまらないと 浮き上がってしまう。これを利用して、 コップの水にこの虫と小さな紙きれを入れ、 紙につかまっては浮いてくる 虫の動きを楽しんだ。 |
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