早春の森を楽しむ会でしたが、当日は曇りで時折あられのような雪が舞う生憎の天候でした。
まず虹の家の周辺を散策しましたが、この寒さでオオイヌノフグリやコハコベが開花しておらず、ルーペでの観察が出来ませんでした。そんな中、土筆(スギナ)を見つけた時は、参加者の皆さま大変喜んでいました。その後も、ネズミモチとトウネズミモチ、オニノゲシとノゲシ、それぞれの見分け方などの説明を受けました。コウヤボウキの枯れ花のところでは、箒として使えるのか話が弾みました。寒中ではありましたが、有意義な散策会でした。


2月22日(土)に舞岡から柏尾川まで、バードウォッチングを開催しました。
里山で見ることができる、ウグイス・メジロ・ジョウビタキなどを観察し、
柏尾川では、カイツブリ・オオバンなどを観察しました。
残念ながら、カモ類は見ることができませんでした。
ここ数日暖かい日が続き、虹の家周辺で蝶が飛び始めました。オレンジ色っぽい茶色の蝶、キタテハです。キタテハは枯れ草や枯れ枝などに隠れ成虫で越冬します。裏翅は枯れ葉のような模様になっており、翅を閉じていると見つかりにくく、外敵から身を隠しながら冬を乗り越えます。心なしか、翅が痛んでおり、秋型の特徴である鱗粉の一部が細長い毛のような形をしています。越冬した成虫は、春に産卵します。
キタテハのほかにもモンキチョウなどを見ることができました。


今日2月11日は火曜日で本来なら休館日ですが、建国記念日の祝日で開館しています。天気も良く、この季節にしては大勢の方がご来館くださっています。
午前中は風も弱く、いろいろな鳥が姿を見せてくれました。虹の家の周辺で、モズ、アオゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、ハシボソガラスを見ることが出来ました。田んぼでは、セイヨウミツバチも活動していました。立春も過ぎ、春間近ですね。

モズ アオゲラ

ハクセキレイ ヒヨドリ

ムクドリ ハシボソガラス
セイヨウミツバチ
1月25日に、バードウォッチングを開催いたしました。
研修室にて、鳥を観察する基本と双眼鏡の合わせ方などを講師から説明を受け
ふるさとの森で、野鳥を観察しました。
当日は、寒さと強風で観察できるのかと心配しながらの開催でしたが、
たくさんの野鳥たちに出会うことができました。
第9回 吊し飾り展
虹の家では平成28年度より、講師の小山正子先生に教えていただき「吊し雛教室」を
開催しています。受講生の皆様の作品を、3月10日(月)から4月13日(日)の間、
虹の家ホールに展示いたします。
一つ一つ丁寧に手作りした色とりどりの可愛い吊し飾りが、皆様をお迎えいたします。
2月2日(日)漬物教室を開催しました。
夏の教室と同様、今回も「舞岡四季の会」の方にぬか床の作成と、舞漬け(大根とゆずの甘酢漬け)を教えていただきました。
「舞岡四季の会」は、舞岡ふるさと村の農産加工品を手掛ける女性グループです。
舞岡駅近くの直売所「舞岡や」の店内に併設された加工所で、地元の素材を使った漬物や季節の加工品を作っています。
四季の会の商品はファンも多く、舞漬けは、漬物の中でも1番人気のある商品です。
参加者のみなさん、和気あいあいと楽しそうに作っていただき、家で食べるのが楽しみと言っていただきました。
ぬか床のお手入れがんばってください!
ご参加いただきありがとうございました。
舞岡ふるさと村への入口、地下鉄舞岡駅付近では群れを成している鳥をよく見かけます。その多くはムクドリですが、中に真っ黒な鳥が混ざっています。ムクドリは都市部でもよく見られ、黄色いクチバシと黄色い足が特徴です。ムクドリに混ざっている真っ黒な鳥は「ハッカチョウ」です。元は中国や東南アジアに生息する鳥ですが、飼育されていたものが野生化し繁殖した外来種です。ハッカチョウはムクドリ科に属し全長約26cmで、頭部にある鶏冠のような冠羽と翼の白い斑紋が特徴です。横浜では港南区上永谷駅周辺で繁殖が確認されており、舞岡にも生息域が拡大してきているようです。ムクドリへの影響などはまだ科学的に明らかではなく、今後の研究が待たれるところです。

ハッカチョウ
ムクドリ
新しいお教室のため手探りで企画運営し、こどもさんが、安全に楽しく、各自で作り上げる達成感を
目標に12月22日に、開催いたしました。
当日は、保護者の方にお子様の見守りをしていただき、楽しく美味しく完成することができました。
教室の最後には、クリスマス時期の開催ということで、みんなでクリスマスソングを歌いダンスを
して、楽しみました。
次回は、夏頃の開催を予定しております。
舞岡ふるさとの森を散策していると、よくリスを見かけます。正式名称クリハラリス、通称タイワンリスです。神奈川県内では鎌倉での繁殖を皮切りに、生息域を南に拡大しています。横浜市環境科学研究所が実施した~こども「いきいき」生き物調査2022~の調査結果でも、生息域が拡大していると報告されています。見た目はとてもかわいらしいのですが、農作物等の被害、樹木等の食害や在来種への悪影響などから2005年に特定外来生物に指定されています。舞岡ふるさと村でも果樹等に大きな被害が出ています。
横浜市環境科学研究所 ~こども「いきいき」生き物調査2022調査結果~
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